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日別アーカイブ: 2026年6月26日

瓦屋根は地震に弱いって本当?落ちない仕組みを持つ『防災瓦』と正しい地震対策

production of roofs from ceramic fired tiles on a family house.

過去の震災の映像などで、屋根から瓦が崩れ落ちている光景を目にし、「瓦屋根は地震に弱いのではないか」と不安を感じている方は非常に多いことと思います。

しかし、現代の屋根技術は私たちが想像する以上に進化を遂げています。

結論から言うと、最新の基準で施工された瓦屋根は、震度7クラスの激震を受けても容易に崩れ落ちることはありません。

まずは「瓦は落ちるもの」という古い常識を、最新の知見で塗り替えていきましょう。

なぜ古い瓦屋根は地震で落ちるのか

かつての瓦屋根は、屋根の上に盛った土の重みと粘着力だけで瓦を固定する「土葺き(つちぶき)」という工法が主流でした。

この工法では、強い揺れによって瓦が浮き上がると、固定されていない瓦がそのまま滑り落ちてしまうリスクがありました。

また、屋根全体が重くなるため、建物にかかる負担も大きかったのです。

対して、現代の工法は土を使わず、屋根の下地に瓦を直接固定するため、屋根そのものを軽量化しつつ、脱落を物理的に防ぐ仕組みへと根本から変わっています。

最新の防災瓦が地震による脱落を防ぐ仕組み

現代の瓦屋根には、単に釘で止めるだけでなく、瓦同士がジグソーパズルのようにガッチリと噛み合う「防災瓦」が採用されています。

これは瓦の端にあるツメが隣の瓦をロックする構造になっており、一枚一枚をステンレス製の釘やネジで確実に屋根へ固定します。

この「ロック機構」と「全数固定」により、地震の激しい縦揺れや横揺れを受けても、瓦がバラバラに飛散したり脱落したりすることを防ぎます。

今からできる地震対策と屋根点検の重要性

地震対策を考える上で大切なのは、現在のお住まいの屋根が「どのように固定されているか」を知ることです。

古い工法のままであっても、瓦を新しい防災瓦へ葺き替えたり、崩れやすい「棟(むね)」の部分を耐震性の高い工法で補強したりすることで、安全性を劇的に高めることができます。

被害が出てから後悔するのではなく、平時のうちに専門家による点検を受け、家族の安全を守るための最適な対策を検討することが重要です。

どこに点検をお願いすればいいか迷ったとこは、「全瓦連」に加盟している業者に相談することがおすすめです。安心して、依頼することができます。